遅咲き桜

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zoom RSS 緋寒桜の咲くころに

<<   作成日時 : 2010/09/08 20:53   >>

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 「じゃぁダンは午後便で・・」
 「そっ、そうなのよ。それを伝えたくて・・・」 口走ってからミゲールは内心後悔していた。
 「判りました、ダンにメールしてみます」
 「そう、そうね。もう治療は終わったの?」
 「はい」
 ミゲールはとにかく今の現状をダンに伝えなくてはならないと焦った。このままではダンのエディーへの心遣いが無駄になってしまう。
 「ダンは今移動中だと思うからもう少し後のほうが良いかも・・」
 「そうですか、でっダンはシスコ空港へ?」
 ミゲールは更に墓穴を掘ってしまったと戸惑った。
 「それが・・・」 やむを得ずエディに事の成り行きを説明することになった。
 話を聞き終えたエディは、ミゲールの予想に反して嬉しそうに笑みを浮かべていた。
 「ダンらしいな、それにしても奴の女装姿を俺も見てみたいなぁ。そうだ、まずチケット渡しておきます。楽しんできて下さい」
 「あらっ、ありがとうエディが直接届けてくれるつもりだったの?うも直ぐピートも来ると思うけど・・・それと、まず私がダンにエディの事をメールで知らせたいんだけど良いかしら?それにしても想定外の事って本当に起きてしまうものなのね」
 「そうして下さい。多分俺には来るなって言うと思いますので」
 「ごめんなさいね」
 「ミゲールが謝ることないですよ。ダンと俺の為に色々協力してもらって感謝しています。もしダンがミゲールに少しでも文句言ったら、俺が怒鳴り飛ばしてやりますから」
 「・・ありがとう、あなた達には絶対に幸せになって貰いたいわ」
 「努力してみます」 前途多難な事は承知でエディも返事をした。それにこんなに必死で二人をリカバリーしてくれる人達がいると知って、心強さを実感していた。
 

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